2012年8月30日木曜日

サプライズゲスト

 昨日は月一回の勉強会でした。写真は開始前の一コマですが、急遽東京から大ベテランの歯科医師がゲスト参加して下さいました。
 突然のことで正直驚きもしましたし、緊張もしましたが、懇親会では貴重な意見もいただけましたので非常にありがたくもあり、嬉しくもありました。やはり臨床は楽しいものですし、経過を追っていくことの大切さを感じました。こういう気持ちを大切にしていきたいです。

2012年8月29日水曜日

山寺

 2回目にして初めて上まで登りました。数年前に訪れたときは長男が赤ん坊でしたので、今回が初、となりました。とても暑く、汗だくになってしまいましたが、久々にいい汗をかきました。
 それにしても凄いところに寺を建てたものです。崖の上のお堂に修行にいく僧の中には邪な心を持った者は転落死した、ということもあったようです。
 

2012年8月26日日曜日

価格

 先ほど、何の気なしに”価格.com”でデジタル一眼レフのニコンD800(ボディ)の最安値をチェックしました。相も変わらず20万円半ばでしたが、価格推移グラフ(発売後、どう最安値が変化してきたか)を見ると、本の一瞬ですが、13万円台というのがありました。同サイト内での値段の約半額程度で正直驚きましたが、売る方としてはその値段でも利益があるということです。様々なコストが加わっての値段、というのはごく当たり前のことですが、本来のカメラの価値、値段というものを考えたとき、あまり「物」にとらわれ過ぎても大事なことを見失う可能性に改めて気付きました。
 ついていますね。ありがたいことです。

2012年8月23日木曜日

忘れられないコピー

 もうずいぶんと古い話になりますが、鮮烈な印象で記憶に残っている宣伝広告があります。音楽雑誌の裏表紙に掲載されていたギターの広告で、通常、広告の文句としては格好のいいことが書いてあったりして洒落た雰囲気を出しています。ところが、これはただデカデカと「バクダン弾き。」とあり、他にはひたすら擬声語でギターの音を表しているだけです。商品説明はスペック以外一切なし。
 確かに写真の人物はその擬声語のように弾く時がしばしばあり、彼のプレイを知っている者にはかなり響くものでした。(月刊YMMプレイヤー、No.251、1987年1月号より)
 

コクワガタ蛹化(♀)

 昨年生まれたコクワガタの幼虫が蛹になりました。幼虫の餌となるおが屑を交換しているときに見つけました。もう1年幼虫として過ごすかと思っていただけに驚きました。同時に、クワガタの蛹を見たのは初めてでした。少年時代、クワガタの幼虫は憧れで、図鑑に載っている写真を良く眺めていたのを覚えています。
 蛹化して間もないようで体の色はクリーム色です。もう少しタイミングが早ければ、体を傷つけていたかもしれないので幸運でした。恐らく羽化したあと、そのまま蛹室で一年過ごすのではないでしょうか。

2012年8月20日月曜日

磐梯高原で避暑

 朝から蒸し暑い平野部から逃げるように桧原湖に行き、足こぎボートに乗りました。ボートに乗ったのは何年ぶりでしょうか。子供達も喜んでいました。磐梯山も綺麗に見えました。

 帰りの高速道路SAではクワガタのブーチンを発見。体全体が黒く、足と腹に赤い色が街灯の明かりで何となく見えたので、アカアシクワガタかと思って喜んで持ち帰りました。家でよく確認したらミヤマでした。ミヤマ特有の体毛も少なく、体の色も黒かったので間違えたようです。どうりで体が大きいと思ったら。
 産卵後の飼育には温度管理が難しいようですが、折角ですので発育を期待して飼わせてもらいます。

2012年8月15日水曜日

てっぱく

 8/13,さいたま市の鉄道博物館に行ってきました。鉄道ファンというわけではありませんが、間近で多くの列車を見ることができ興味深かったです。鉄道ファンの気持ちも十分理解できます。
 HPを見たところ、見学所要時間はだいたい2時間、とありましたが実際はなかなかどうして、1日いられるくらいでした。今回は少々都合があり、隅々までじっくり見ることはできませんでしたが、今度はしっかり時間を取って行ってみたいです。

2012年8月10日金曜日

日々草が・・・

 やってしまいました。どうやら水の与えすぎで根腐れを起こしてしまったようです。
 葉が萎れている株を見つけたので、どうしたのだろうと思って調べてみたところ、水をやりすぎるとすぐに根腐れを起こすことが分かりました。うかつでしたが、これでまた一つ賢くなりました。なんとか持ちこたえてくれると有難いのですが。見守ります。

2012年8月5日日曜日

”人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ”を読んで


 発行は5年ほど前の本ですが、著者が稲盛さんであることと南洲遺訓に惹かれました。さすがに名経営者の著書なだけあり、多くの気付きを与えられました。事業を行うにあたり、誠、利他、無私、正道、そういったものに基づいた理念でなければ、長続きしないと断言しています。
 我が身を振り返るに、どれだけ利他の心を持って診療していたか、どれほど無私になり人に尽くしたか、大いに反省させられました。正直、医院は軌道に乗ったとは言い難い状況ですので、つい収入に意識がいってしまいます。返済は大丈夫だろうか、材料費はきちんと払えるだろうか、これではまさに「私」「利己」です。
 もちろん、目の前の患者さんには何が一番理想なのか、考えてはいますが、収入に意識が向いていればそれは無私ではありません。「正道を踏む」ことの大切さを説いていますが、同時に正道を踏むことの難しさも説いています。まさにその通りであると実感しています。
 以下に本文中、私が気になった箇所の一部を列挙します。


・一国の宰相だけでなく、私達にもやらなければならないことがあります。それは、日本を知る、ということです。この国がどのようにして成り立った国なのか、我々の先祖がどういう生き様で国を作ってきたのか、素晴らしいことも過ちも、自分達の国が歩んできた道のりを知ることです。


・私はすでに十分に豊かになった経済力を生かして、他の国々に対して「徳」を以て報いることができる国、言い換えれば「富国有徳」の国を目指すべきだと思うのです。


・富を生み出す国民から収奪するのは本末転倒・歳入不足があれば、必ず増税議論がかまびすしくなってきます。しかし「租税を薄くして民を裕にするは、即ち国力を養成する也」と、西郷が喝破したように、国民を富ませる努力こそが国を豊かにし、税制を確立することであるはずです。


・やはり才識だけでは長続きしないのです。先にも述べたように、誠の心が欠けた事業は、人の血が通わない冷たいものになってしまい、従業員や取引先、また社会の共感が得られなくなってしまうのです。更に、誠の心を持たない経営者は、小賢しい策略に走るようになり、やがて道を誤り、せっかくの成功も長続きしないのです。


・自分を無にしていかなければなりません。これが大変難しく、勇気が要ることなのです。西郷は、この人間にとって一番難しい「無私」ということを、その生涯で貫くことができた、希有の人です。


・私はこの世に経営者の人格と企業の業績がパラレルになるということを「心を高める、経営を伸ばす」という言葉で表現しています。これは、まさに経営の真髄とも言うべきことです。経営を伸ばしたいと思うならば、まずは経営者である自分自身の心を高めることが先決であり、そうすれば業績は必ず付いてくるのです」


・世の中の多くがご都合主義、あるいは自分の利害得失で生きているなかで、まじめに、原理原則を貫いて生きていこうと思えば、いろいろと困難に遭遇してしまう。しかし、正道を実行する人が困難に遭遇するのは当然のことだ。だからこそ、困難を楽しむくらいの境地にならなければ、正道を実践し続けることはできない。


・托鉢には禅僧の修行として今も重い意味合いがあります。一つは、僧自らが施しを受ける乞食の身になることで他人様からの恵みによって、他によって生かされている己というものを知ることです。そしてもう一つは他人に何かを分け与えるということの喜びを世の人々に知ってもらうことです。お布施のことを喜んで棄てると書いて喜捨というのは、そういう意味が込められているのです。

2012年8月1日水曜日

南洲翁遺訓 27条

 「過ちを改むるに、自ら過ったとさえ思い付かば、それにて善し。その事をば棄て顧みず、直ちに一歩踏み出すべし。過を悔しく思い、取り繕わんとて心配するは、たとえば茶碗を割り、その欠けを集め合わせ見るも同じにて、詮もなきこと也。」 

いいですねえ。常に心に留めておきたいです。


  8月になりました。暑い日がつづきますが、四季のはっきりした日本に生まれてよかったと思います。ありがたいことです。