2012年10月28日日曜日

菌床の力

 オオクワガタの幼虫です。飼育している幼虫のうち、2,3

匹を菌床ボトル(キノコの菌をおが屑に植え付けた餌)に入

れていました。

 つい先日餌の減少のため交換した際の様子ですが、ここま

で大きくなっているとは思いませんでした。まるでカブトム

シのようです。秤があれば体重を量りたいところですが、残

念ながら持ち合わせていません。せめて自分で分かるように

対象物を写し込むくらいしかできません。

 一方で、クヌギのおが屑で飼育している幼虫は、せいぜい

十円玉程度の大きさですから、その違いは天と地ほどです。

 恐らく来年の今頃には蛹になっているでしょうが、どのく

らいの大きさになるのか楽しみでもあります。

2012年10月27日土曜日

スペアリブ

 数年来、家で眠っていたダッチオーブンを使ってスペアリ

を作ってみました。ほったらかしにしてあった割には目

立ったサビもなく、すぐに使えたのは幸いでした。

 スペアリブを作るのにDOが適しているかは疑問ですが、

久しぶりに使ってみたい、という衝動もあってのことでし

た。やはり具材にそれなりに圧力がかかりますので、柔らか

く、大変美味しい仕上がりになりました。美味しくいただけ

たことに感謝です。

 ここで気が付きましたが、望みは自分では叶えられないと

言うことです。確かに食べたいと思って調理したのは私です

が、スペアリブを売っている店がなければ?食肉業者がいな

ければ?豚が命をくれなければ?ダッチオーブンを作ってく

れる人がいなければ?挙げればキリがありませんが、自分一

人で生きているわけではない、ということに対する理解が深

まりました。やはり誰もが生かされているのです。
 

自然の神秘


 過去のログで何度か書きましたが、クワガタの蛹を見るの

は初めてですので大変興味深く観察できました。図鑑などで

はなく、直接見ることで気が付いたこととしては、

・蛹になる直前には幼虫の皮膚の下でアゴ、足、羽になる袋

状の器官が出来ている。それは脱皮して蛹になることでその

器官に体液や細胞が移動して袋を膨らませ、体を形成していく

・羽化直後は外側の硬い羽が伸びきるには2日程かかる

・個体差として蛹になる時期は2ヶ月以上の幅がある

・このまま越冬し次の年の初夏までエネルギーをため込んで

いるので飲まず食わずで9ヶ月も過ごす
 
 
 残る疑問としては、

・飼育しているものの中にはまだ幼虫のものがあり、蛹にな

るタイミングは何か?

・なぜ晩夏から初秋にかけて羽化しそのまま冬を越すのか?

(カブトムシなどは初夏に羽化してすぐに地上で生活を始める)

 こんなささいな、どうでも良いことですが自然の神秘を感

じずにはいられません。