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2012年3月24日土曜日

被災地、宮城、松島

 今週火曜3/20は休診日でしたので、松島・仙台に行ってきました。主な目的地は幼いわが子達のために、水族館のマリンピア松島と仙台市内のポケモンセンターです。マリンピア松島は湾に面した立地ですので、津波の被害も相当のようでした。通常通りの営業をしていましたが、入り込んだヘドロの清掃、浸水したポンプの修理など、被災直後の作業の写真も展示してありました。
 また、松島湾の海沿いにある観光用歩道の一部となっていた橋も破壊されたまま残っており、そのエネルギーはここでもうかがい知れました。
 浜焼きを売っている店のご主人と少々話をしましたが、全体の観光客自体はまだまだ少ないそうです。そんな中でも震災を無かったものとして、忘れられるように、来てくれたお客さんを楽しませるのが観光業に携わる者の役目だ、力強く語っていたのが非常に印象的でした。

2012年3月15日木曜日

福島県いわき市、被災地の今 その3(アクアマリンふくしま編)


 こちらは1年ぶりの訪問で、前回は震災のちょうど1ヶ月前でした。昨年7月に復活オープンを遂げ、私も漸くリピートできました。かれこれ4,5回は訪れています。併設されている人工の砂浜、「蛇の目ビーチ」は幼い子供を遊ばせるにはちょうど良いです。(確かこれは完成して半年くらいで被災したはずです)施設もよし、見せ方もよし、の水族館ですので、他にもリピーターは多いのではないでしょうか。
 実際に中に入ってみるとさすがに動物以外の魚介類は総入れ替えのようでした。些か寂しい感じの残る水槽もあったものの、ほぼ完全復活と言ったところでしょうか、喜ばしい限りです。ブログを拝見すると、スタッフの方々の苦労が分かります。


 建物周囲は震災の爪痕が残っていました。駐車場も地面が部分的に波打っていましたし、水族館と港の間のスペースは舗装を修理している途中でした。
 いずれにせよ、今後も折を見てリピートしていきたいです。今日現在、1年前の大地震の影響でいくつか大きな地震があり、今後にも不安が残りますが、人間だっていつまでも負けたままではいません。あくまでも自然の一部として生かされているにすぎませんが、きっちりと生活はしていくという強い意志を持っています。

2012年3月13日火曜日

福島県いわき市、被災地の今 その2(久ノ浜・亀屋編)

 何度かお世話になったことがある、割烹旅館亀屋さんの跡地です。画像正面、緑の建物の隣がそうです。すっかり何もなくなってしまい、海辺の堤防が丸見えです。




 玄関があったところです。もともと玄関扉の前に柱があり、その土台の石が2つ残っていますが、その石さえも衝撃で割れてしまっています。玄関入ってすぐのロビーの様子が辛うじて残っています。


 一階奥の廊下、その床は黒い玉石を敷きつめ、真ん中に木の輪切りを埋め込んだ作りになっていました。火災の影響で床に埋め込んだ木は燃えた痕跡があります。左側の細かいタイルは洗面台とトイレがあった場所です。廊下の奥、右には風呂場に通じる通路でした。









一階の風呂場跡です。当然この風呂も使わせてもらいました。
 向こうには再建されたお宮が見えます。









 一方で、集落の中を海岸線に平行して走るメインストリートの向かいを見ると、被害状況は大分変わってきます。通りを挟んで海側の家々は壊滅状態でしたが、通りの反対側は結構残っています。写真は通りを挟んだ亀屋の向かい、海と反対側の様子ですが、右側手前の家は失われているものの、その左側に写っている家や、後方の家は残っています。建物が残っていてもそれなりの浸水はあったことでしょうが、全壊している家は激減しています。

実際の津波のエネルギーは知る由もありませんが、海側の家々がかなり減らしたようです。



 そして同地区にある友人の歯科医院です。こちらは海岸線から200mもない立地ですが、集落の奥まったところですので、床上浸水(たしか)でヘドロが入り込んだものの、機材に大きな損害もなかったようで現在は診療できています。予約は往事の2/3くらいのアポイントが入っていることから、それなりに地域の方が戻っている事実の現れであり非常に結構なことです。
 本人の様子は以下の知人のブログで紹介されています。新聞に掲載されたようです。http://mypixy.exblog.jp/17296478/
 
 また、現在の所、Google地図で航空写真が、同じくストリートビューで街の様子が細かく確認できます。
「福島県いわき市久之浜町久ノ浜」で検索してみてください。


 今回の感想としましては、様々な問題はあるだろうけれども確実に復興に向かっており、そういった点では安心できました。

福島県いわき市、被災地の今 その1(久ノ浜編)



 先日宣言したとおり、福島県いわき市は久ノ浜を訪れましたので、現在の様子をアップします。現地の海岸からの様子を撮影しました。最新のカメラならパノラマで撮影できる機能もあるようですが、古典的手法で無理矢理繫げてみました。
 この地は何度か訪れたことがありますので、この状況を見るに言葉もありません。ただただ家の土台のみが残っているだけで心が痛みますが、お宮が再建されているのにはほっとしました。このように地域の神社があると、やはり心の支えになるのではないでしょうか。部外者の私ですら安心しました。

 集落の中心道路から海に抜ける小路には、天幕が張られ献花用の花が準備されていました。最初は花屋さんが来てくれているのかと思い、購入するつもりで近づくと、これらはすべて無料でした。さらに小路の両脇には鉢植えの花がずらりと並べられ、なんとこれらは献花に訪れた人たちに持ち帰ってもらうために用意されたものでした。子供にはお菓子のプレゼントに風船まで用意されている配慮です。手ぶらでのこのこと出かけていった我が身を恥じるばかりでした。これだけの花を用意したのは、被災された皆さんの思いや優しさであったり、心意気の表れではないでしょうか。


 
 

 海岸沿いには堤防に献花台が儲けられ、波打ち際にも多くの献花がされ、大勢の方が祈りを捧げていらっしゃいました。


 地域の中にはすでに新たに家を建てた方もあるようで、何件かきれいな家を見かけました。正直、頑張れ、と言うのは私は昔からあまり好きではありません。本人は本人なりに頑張っているのです。今までは「頑張れ」に代わるいい言葉が見つかりませんでしたが、最近は「今この瞬間を大事にしよう」がふさわしいと思っています。



2012年3月10日土曜日

東日本大震災

 早いもので、もう1年が過ぎようとしています。明日は休診日ですので、被災した地を見に行ってこようと思います。これまでずいぶんと悩みました。被害の様子をこの目でしっかりと見ておくべきとは感じていましたが、被災された方々のことを思うと単なる自己満足ではないのか?との思いがありました。
 後押しをしてくれたのは、とある雑誌の記事に被災された方のメッセージがあり、できるだけ多くの方に現状を見ておいて欲しい、といった要旨のことが書いてありました。ボランティアで行くならば何の逡巡もいらないことを考えると、些か恥ずかしくもあります。
 明日の予定としては、何度か行ったこともありなじみのあるいわき市の一部にお邪魔して、その後は昨年夏に見事復活した「アクアマリンふくしま」に行くつもりです。


ブログもついつい期間を空けてしまいました。