2012年9月26日水曜日

コクワガタ蛹・雄


 メスかと思っていた幼虫が、オスでした。これはこれで嬉しい間違いです。そもそも、クワガタの蛹自体、見るのが初めてですので感動があります。前回はメスでしたが今回はようやくオスの蛹を見ることができました。
 画像上は22日のもので、蛹化直後のようです。画像下はその1日後です。蛹化直後は羽、足、顎の部分は半透明で、蛹化直後がこんな状態であることも初めて知ることができました。やはり自分の目で直接見るのとメディアを介在して見るのでは、月とすっぽんであることを実感しています。
 改めて画像を眺めてみると、幼虫と蛹の形態の違いに意識が向きます。幼虫の時はただの芋虫にすぎませんが、蛹はしっかりと成虫の形をしています。蛹化直後の画像を見ていると幼虫の体の形が見えてきます。蛹の直前である前蛹の状態ですでに幼虫の皮の直下に羽、足、顎が出来ているのでしょうがしぼんだ状態で、脱皮をした後に体液を流し込んで風船を膨らませるがごとく体を形成していくのでしょう。このような推察ができるのも楽しいものです。

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