やっぱり歯を失ってはいけません。
いささか厳しいようですが絶対にダメです。
(すでに何本か失った方、あるいは総入れ歯
の方でも、今の状態を維持してこれ以上失
わない方法はあるので諦めないで下さい)
それにはまず歯周病や虫歯にならないこと。
歯を失う大きな原因はこの2つです。
歯周病も虫歯も日常で十分予防できます。
歯周病なら毎日の丁寧なブラッシング、
虫歯ならばちょっとした食習慣の見直しと歯磨き、
極端に言えばこれだけです。
虫歯の治療は悪いところを削り取って詰め物をします。
一般的には、「虫歯を治した」といいますが、
本当に治ったと言えますか?
治った、とは「元に戻る」ことです。
虫歯の治療とは、悪い言い方をすれば、
削って異物を詰めるだけ、に過ぎません。
失った物は二度と戻らないのです。
確かに歯の病気では死にはしないでしょう。
そういう価値観も否定はしません。
ただ、アメリカあたりでは歯を1本失うことを、
指一本失うことと同程度、と考えられているようです。
私の価値観を押しつけるつもりは毛頭ありません。
ただ、事実を知っておいてもらいたいだけです。
この点をもっとうまく患者さんにアピールする必要があると思っています。
当院の大きな課題となっています。
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