2012年12月29日土曜日

平成24年・書籍ベスト5

 早いもので今年ももう終わりです。昨年から始めましたのでまだ2回目に過ぎませんが、今年も私にとって印象的だった書籍を紹介します。新刊は一冊しかありませんが、目をつぶっていただきましょう。
第1位 あの世に聞いた、この世の仕組み
 知人から紹介されて読んでみました。この本のタイトルと著者名を聞いた時、いままで全く目にしたこともないのになぜか知っている、と感じたのが不思議でした。内容はスピリチュアル系です。私にとってはこの本は今までいろいろなビジネス書を読んできた、その中間総括的な意味合いになっています。多くの著者が原理原則を書いていますが、人生について、生き方について、生きる目的について、そういった観点でのまとめ、と感じられました。この本に出会ったのも何かのご縁であると信じています。
第2位 おじいちゃん戦争のことを教えて
 これも結構衝撃的な内容でした。これまで戦争を経験した方の話を直接聞いたこともなく、ここまでじっくりと深い部分にまで渡った体験談、その想いに触れることができました。そしてなによりも、私たち戦後世代には決して伝えられることのなかった事実があることも知ることが出来たのは大きな収穫でした。
第3位 降参のススメ
 これは第一位の「あの世に聞いた・・・」を読んだ後に、これまた知人から勧められたものです。「あの世に聞いた・・・」の内容を補うような内容で、理解を深めることが出来ました。
第4位 日本人はなぜ日本のことを知らないのか
 こちらは第二位の「おじいちゃん戦争のことを教えて」に触発されて読みました。著者の竹田氏は旧皇族の家系で、慶応大学で憲法を専門分野として講師をされています。これもまた国民には知らされていない事実を知ることが出来、その意味では非常にインパクトがあります。
第5位 「超」入門 失敗の本質
 今回ベスト5に入った唯一の新刊です。以前に何かの本で明治維新期と第二次世界大戦中の、日本人の同じ失敗を指摘しているのを目にした記憶がありました。(具体的内容は忘れました)維新と大戦で大きく時代がかけ離れているにもかかわらず、なぜ同じことを繰り返しているのか、大きな疑問として心に残っていました。それがこの本で理解できたように思います。

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